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空に最も近い島、香々見島。
空を鏡のように映す水鏡湖の中央には、樹齢1000年になると言われる桜の大樹が聳えている。
香々見学園に通う、玖星創眞 は、
この春から学園の本校へと進学する。
新たな春を迎える創眞は、最近できた大切な人に想いを馳せる。
仲間と、そして大切な人と。
共に歩んできた今までと、その先につながった望んでいた日々。
ひらひらと桜の舞い踊る香々見島で、
未来へと続いていく恋人たちの物語が、いま再び紡がれる―。
夕凪荘は長いこと2階が空いていた。
S級に特別な人しか入ることのできない、不思議なアパートだから、空きがあるのも仕方のないことだった。
ところが―。まるで、主人公に引き寄せられるように、次々と新たな入居者がやってくる。
主人公にだけウザいかつての後輩
無闇に心配性な学校教師
真面目な顔してムッツリスケベな受験生
すぐに上がっちゃう声優の卵
こうして2階も全て埋まって、ますます賑やかになった夕凪荘。
今度は2階を舞台に、甘〜いエッチな生活がまた始まる……。
血を血で洗い僅かな土地を手に入れるためにただひたすらに戦い続ける時代、戦国。
関東の小さな山の中で、ある時を境に秋を終えても朱い紅葉が終わらず、実り散る朱い葉が永遠と続くようになった。
最初、人々は不思議に思ったが次第に誰も疑問に思わくなった。
それからしばらくの後、時の権力者は元号を「紅和」と命名。
朱い紅葉はゆっくりと関東全域に広がり、
紅葉を信奉する朱教と呼ばれる小さな信仰が民の中に芽生えた。
時は経ち、紅和十八年。
過酷な世を生きる者達の数奇な運命が交じわる時、
時代の終焉が動き出す。